2011年11月19日土曜日

原始的なシリアル→パラレル変換

シリアル→パラレル変換もしくはパラレル→シリアル変換は、特に通信の世界で頻繁に用いられる信号伝達手段で、近年では100ギガビットイーサという規格もあり、ますます重要な技術になっていますが、速度やプロトコルに依らずに共通する基本事項はシフトレジスタを用いるという点にあります。

シフトレジスタといっても、色々なタイプがありますが、標準ロジックICではシリアル入力→パラレル4bitまたは8bit、パラレル4bitまたは8bit→シリアル出力、あるいはパラレルのプリセット入力を持っているシリアル入力→パラレル出力であったり、シフト方向が可変になっているものもあります。

この辺の事情は、シフト演算で2のべき乗の掛け算や割り算ができたり、フィードバックをかけて演算を行うなどのニーズに合わせて開発されてきたのではないかと思いますが、そういった高度な使い方ではなく、ごく単純な「シリアルデータ転送→パラレルデータに変換」という用途にも便利です。

現在、14ピンのマイコンで4個の7セグメントLEDを制御することを考えていますが、I2CやSPIといったインタフェースを使わずに、ごく低速度でデータをシフトさせ、BCD→7セグメントLED出力をさせる方法を検討しています。

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