2011年11月26日土曜日

あまりにも小さい展示物

来週末12/3,12/4に行われる、MTM07に出展することになりましたが、スペースのわりに、展示物が小さいという問題が判明いたしました。

大きい箱に入れて、中がスカスカというのはあまりにも何なのですが、展示机と展示物の色調がマッチして、展示しているように見えない可能性もあります。

で、技術的背景や機能をきちんと説明したチラシを作って置こうかとも思ったのですが、A4両面印刷一枚では足りないという問題もあります。最悪縮小コピーして元のサイズはA4版4ページのものを、A4両面一枚に集約ということもありうるのですが、何とか少ないページ数で簡潔にまとめたいものです。

2011年11月19日土曜日

原始的なシリアル→パラレル変換

シリアル→パラレル変換もしくはパラレル→シリアル変換は、特に通信の世界で頻繁に用いられる信号伝達手段で、近年では100ギガビットイーサという規格もあり、ますます重要な技術になっていますが、速度やプロトコルに依らずに共通する基本事項はシフトレジスタを用いるという点にあります。

シフトレジスタといっても、色々なタイプがありますが、標準ロジックICではシリアル入力→パラレル4bitまたは8bit、パラレル4bitまたは8bit→シリアル出力、あるいはパラレルのプリセット入力を持っているシリアル入力→パラレル出力であったり、シフト方向が可変になっているものもあります。

この辺の事情は、シフト演算で2のべき乗の掛け算や割り算ができたり、フィードバックをかけて演算を行うなどのニーズに合わせて開発されてきたのではないかと思いますが、そういった高度な使い方ではなく、ごく単純な「シリアルデータ転送→パラレルデータに変換」という用途にも便利です。

現在、14ピンのマイコンで4個の7セグメントLEDを制御することを考えていますが、I2CやSPIといったインタフェースを使わずに、ごく低速度でデータをシフトさせ、BCD→7セグメントLED出力をさせる方法を検討しています。

2011年11月12日土曜日

よく考えてみると特殊なフリップフロップ

以前、方向を制御する線がない双方向データラインのレベルシフトについて、TXS0104Eを使った例について触れましたが、入出力の両方に電圧トレラント機能がある、74LCX07を使ったらどうかと考えておりました。

簡単にいえば、2個の非反転のオープンドレイン出力バッファの入力端子と出力端子を接続してループ状にした上で、双方の出力(入力)端子を各系統の電源でプルアップするというものです。

電源投入状態では双方の出力がハイ・インピーダンスなので動きそうに思えたのですが、どちらか片方が1度Lowレベルにドライブされると、双方の入力端子がLowにドライブされてしまうので、出力が永久にLowのままになるという事に、つい最近気づきました。

今度、実験して確認したいと思います。

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