2011年10月23日日曜日

LaunchPadに最初から組み込まれているデモプログラムの挙動が変わった件

先のエントリでも、LaunchPadという製品を用いて実験をしている旨記載しておりますが、この製品に添付されてくるMSP430G2231というマイコンに内蔵されている温度センサからの温度測定データを、基板に搭載されたUSB-シリアルインタフェースを介して、PCのCOMポートに送ってくるプログラムが組み込まれています。

以前使っていたマザーボード(ASUS製 P5KPL-CM)のUSBポートに直結していたときには問題なく動作していたのですが、USBハブを経由させたりマザーボード更新後(ASUS製 P5KPL-AM)にUSBポートに直結すると、送られてきたデータを正しく取れなくなってしまいました。

ところが、別のUARTからのエコーバックなどのサンプルプログラムは正常に動いており、わけがわからない状態となっています。

最初から組み込まれているデモプログラムでは、ボーレートの発生のさせ方に問題がある可能性があり、できればオシロスコープなどで波形を確認してみたいものです。


なんて思いながら、改めてソースコードを確認したところ、ボーレートを2400bpsに設定するみたいなコメントを発見し、ターミナルソフトの設定を修正した結果、動作が正常に戻りました。

結果としては単にボーレートを9600bpsと勘違いしていただけでしたが、ボーレートの設定など明記しておかないと分かりにくい部分はコメントやドキュメントで強調しておく必要性を、改めて実感させられた次第です。

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