前回のエントリーに書いた、パワー系の制御に関連して面白い論文を見つけました。
この論文では、プッシュプル型ドライバに接続されたチョークコイルを通して負荷に電流を供給する際に、電流値が許容される誤差の範囲を超えているかどうかによって、ドライバのハイサイドもしくはローサイドのスイッチング素子をON/OFFさせるというもので、参考文献にはまだ当たっていないのですが数学的に有限時間内に収束することが証明できるそうです。
この制御自体は、最近のマイコンであれば十分に実装可能な方式ですので、前回取り上げた8ピンのMSP430でコンパレータを内蔵したものを使って、出力電流固定の定電流制御の実験をしてみたいと思います。
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