MSP430のバリューラインに8ピンのものが2品種あるのですが、電源で2本、デバッグ用のSpy-Bi-Wireで2本の合計4本は用途が限定されていて、自由になるピンは4本しかありません。
SPIやI2Cのインタフェースを備えているので、8ピンのMSP430を何らかのセンサとして使って、シリアルインタフェースバスのスレーブとして動作させるというのが典型的な用途なのかなとも思います。
ただし、SPIの場合はチップセレクトのためにピンを一本使ってしまいますので、空きピン全てがSPIバスインタフェースのために使われてしまいます。I2Cの場合は割り込みリクエストを一本出しても残り一本がアナログ入力に使えそうなので、センサとして使えそうです。
とはいえ、バリューラインの安いチップといっても、MCUですのでソフト開発が必要になり何かのセンサモジュールとして大量に生産するのでなければ、コスト面で有利とはいえません。
8ピンのMSP430で制御系が完結するようなシステムの候補としては、パワー制御関係のものが考えられそうなのでそういうネタで何か作ってみようと考えています。
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